ケンハモサークル / アンサンブルわおん

呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸があります。
胸式呼吸は、横隔膜をあまり大きく動かさないので比較的浅い呼吸になりますが、腹式呼吸は横隔膜を大きく動かして深く呼吸をします。
腹式呼吸でたっぷりと息を吸って、ゆっくり吐くことで副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られます。
また、副交感神経の作用には、リンパ球を増やす効果が期待されており、免疫力を高める効果が見込めるとされています。

ケンハモには、タンギングという演奏法があり、舌の動きが重要になってきます。
舌の動きを活性化させることで、嚥下に使われる筋肉の強化に繋がり、口腔内の刺激により唾液が出やすくなり、嚥下を活発化させ、口の中からも健康増進が見込めます。
誤嚥した時、吐き出す力も必要になります。
ケンハモを演奏することで、それらの器官を鍛えられる効果が期待できます。

ケンハモは、息を吹き込み「ながら」鍵盤を指で押します。
そうすると、音が出ます。
出てきた音を聞き「ながら」次の音は…と考えます。
実は、この「ながら」の連続が脳への刺激と繋がります。
そして、テレビなどから聞こえてきた音楽や子供の頃に歌った童謡や唱歌、青春時代に歌った歌など、記憶の呼び起こしが脳への大きな刺激になり、ケンハモを演奏することが「脳トレ」になっているのです。

「やってみたいけれど、楽譜が読めない」
と思われる方も多いと思います。
経験豊富な講師が、誰よりも諦めず、しっかりサポートしますので大丈夫です。
耳で覚えて、指で覚えて、楽しい楽器ライフをスタートさせましょう！

感染症対策として、飛沫防止など気になる方も多いと思います。
楽器の構造上、大きな飛沫はない楽器であることは実験により確認されていますが、更に安心してご参加頂けるよう消毒・換気・検温など、しっかり準備をして皆様をお待ちしております。
演奏時はマスクを外して行いますが、十分に間隔を取り、適切な換気をしながら演奏をしますので安心してご参加ください。